「文章の誤字脱字を減らす方法はないだろうか?」
「長文をミスなく確認するのは大変」と思っていませんか?
ウェブライターとして働く上で、完璧な状態で提出したい気持ちわかります。
この記事では、文章の誤りを自動で指摘してくれる日本語校正ツール4つをご紹介いたします。
ウェブライター歴2年の林が画像や絵を用いて、わかりやすくご説明しますね。
有料日本語校正ツール

最初に有料の日本語校正ツールをご紹介します。
紹介するツールは
- 文賢
- ATOKクラウドチェッカー
- ATOK記者ハンドブック
です。
(1)文賢
文賢のメリット、デメリットは次の通りです。
メリット
- 語尾のチェックに便利
- 再チェックが楽
デメリット
- 文字列置換がない
- 導入への敷居が高い
それでは、詳しく見ていきましょう。
語尾のチェックに便利
語尾のチェックに便利です。
同じ語尾が続いた場合に指摘してくれます。案外、適度に語尾を指摘してくれるツールはありません。
次の画像を見てください。

試しに、「ました。」で4回語尾を続けました。
ご覧のように、対象に下線が引かれ、右側に解説として「同じ文末表現を3連続以上使用しています。」と表示されます。
一方で、次の画像では、二つ目と三つ目の「ました」の間に別の語尾「ます。」を挟みました。

すると、チェック対象には当然なりません。
このように、同じ語尾が3連続以上続く場合に指摘してくれる機能です。
文字列置換がない
文字列置換がないのが残念でした。
ウェブブラウザ上で指摘してくれるだけなので、文字列置換機能がありません。
そのため、「同じ文言が何カ所かあるな」と思った場合、一気に置換したいのですが、それができません。
置換したい場合は、一度記載内容をコピーして、テキストエディッタに貼り付けます。
たとえばMacの場合「Mi」がよいでしょう。
Miで置換機能を用いて、一括置換をかけます。
その後Miの内容をコピーし再びブラウザ上にペーストする手間が発生します。
少し面倒に感じる部分ですね。
導入への敷居が高い
文賢の月額料金は1,980円です。
月額料金は安いですが、初期費用として10,800円必要になるため、お試しで導入するには少し勇気がいります。
また、お試しプランもありません。
再チェックが楽
修正しながらの再チェックが非常に楽です。
文献の入力フィールド内の文章が少しでも変わると、内容チェックが動きます。
そのため、修正しながらの再確認が非常に楽です。
たとえば、先ほど例に挙げた4連続同じ語尾の三つ目を修正します。
すると、即座に内容チェックが働き、問題ない旨が表示されます。
これは、他の校正ツールにはない仕組みで、他のツールではその都度「確認」ボタンを押さないとチェックしてくれません。
この一手間を省けることが、ライティングの時間を短縮させる上で大事です。
(2)ATOKクラウドチェッカー
ATOKクラウドチェッカーのメリット、デメリットは次の通りです。
メリット
- ビジネス文書作成時に有効
- 表記揺れチェック時に有効
- 導入しやすい
デメリット
- 再修正の際に一手間かかる
それでは、詳しく見ていきましょう。
ビジネス文書作成時に有効
ビジネス文書として表現チェックしたい場合に有効です。
構成内容として「ビジネス文チェック」が用意されているからです。

クライアントによっては、固い表現でないといけない場合があると思います。
その場合は特にこのツールが有効です。
たとえば「背中がいつもよりすごく大きく見えました。」でチェックをしました。
「すごく」ではなく「非常に」「大変」を使うように促されています。

ついつい、普段の言葉を使いがちですが、ここで指摘してもらえれば、よりクライアントに適した表現に変えられますね。
表記揺れチェック時に有効
表記揺れをチェックしたいときに有効です。
構成内容として「表記揺れ」のチェックが用意されているからです。

実際に「Youtube」と「YouTube」の2パターンが書かれた文章でチェックしました。見事に指摘してくれます。

同様の内容を文賢で試したところ、YoutubeをYouTubeと表記した方がよいと指摘してくれました。
しかし、表記揺れの対象を全てマークしてくれる訳ではなく、標準と違う書き方の場所のみの指定にとどまっています。

表記揺れに特化した形で確認したい場合は、ATOKクラウドチェッカーの方が見やすいでしょう。
再修正の際に一手間かかる
修正文を記載後、再度チェックボタンを押さなければなりません。
再度チェックが必要な場合には、一手間かかるのが弱点です。
右上の「再編集する」ボタンを押してからでないと、文字の修正ができず、

修正後に「チェック」を押す必要があります。

導入しやすい
月額料金が安く導入しやすいです。
ATOKについてくるATOKクラウドチェッカーは、ATOK Passportのプレミアムプランでのみ使用可能なサービスです。
そのため、月額わずか550円で利用可能です。
(3)ATOK記者ハンドブック
ATOK記者ハンドブックのメリット、デメリットは次の通りです。
メリット
- 執筆中に気づかせてくれる
- 買い切りで導入しやすい
デメリット
- ATOKが必須
それでは、詳しく見ていきましょう。
執筆中に間違いに気づかせてくれる
執筆時に間違いに気づかせてくれる便利なツールです。
逐一、ハンドブックをチェックしなければならない手間が省けます。
また、紙のハンドブックでは注意したいときしか確認しませんが、ATOK記者ハンドブックでは、書きながらでもチェックしてくれるのが最大の利点です。
たとえば「2つ目」と書こうとした場合、「<<記:注 数字>>」と表示があり、記者ハンドブックでは数字を使う際には「二つ目」で統一している旨教えてくれます。

間違った癖がついていても、気をつける用語が出てくる度に指摘してくれるので、単なるチェックツールよりもライター自身の間違えない能力へとつなげられるでしょう。
ATOKが必須
ATOKにしないと使えません。
最大の欠点は、ATOKの利用が必須である点。
ATOKの追加機能として利用が可能になります。
買い切りで導入しやすい
買い切りで使えます。
ATOKは月額料金制度ですが、ATOK記者ハンドブックを利用するに当たり、追加の月額料金はありません。
買い切りタイプの商品となっています。
5,280円は、一見高く感じるかも知れませんが、一生使えると考えると買っておいて損はないと思います。
紙媒体の記者ハンドブックは2000円前後で売っているため、ATOKを使っていない人はそちらを買うのもよいでしょう。
無料日本語校正ツール

続いて、無料で使用可能な日本語校正ツールをご紹介します。
Enno
Ennoのメリット、デメリットは次の通りです。
メリット
- 無料で使える
デメリット
- 情報漏洩の危険性がある
それでは、詳しく見ていきましょう。
無料で使える
無料で使えます。
有料の文章構成ツールに劣らない精度で指摘をしてくれます。
お金を払うのは抵抗があるなと思っている人は手軽にEnnoで校正してみましょう。
https://enno.jp/にアクセスして、右側のテキストボックスに日本語を入力し、「チェックする」を押します。
先ほど例に挙げた、YouTubeの表記揺れも指摘してくれました。

情報漏洩の危険性がある
情報漏洩の危険性がある場合には、使用を控えた方がよいでしょう。
社内文書などのチェックを行う場合は、Ennoを使う場合には注意が必要です。
まとめ

いかがでしたか?
・文賢
・ATOKクラウドチェッカー
・ATOK記者ハンドブック
・Enno
と文章校正ツール4つをご紹介しました。
いずれも私が実際にライティングの際に使っているので、便利なのは間違いありません。
クラウドチェッカーと記者ハンドブック導入に必要なATOKは、非常に有益な日本語入力ソフトです。
ATOKも一度お試しいただくと、その便利さが納得できますよ。

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